FXは移動平均線だけでは稼げない?期間や本数を指定してしっかり勝つ
はじめに
初心者は移動平均線を見て、何となく意思決定をしているという
方が多いように思います。
自分で狙い目を設定して、ゴールデンクロスやデッドクロスが出ると、
エントリーするというのがオーソドックスな形であり、ネットや本でも
推奨されていることがあります。
しかし、FXはそれだけで勝つのは難しいでしょう。
当然ですが、移動平均線では表れない情報。
例えば、ファンダメンタルの要因によって予想外の結果になることは
よくある話です。
この記事では、移動平均線についてより深く理解してもらい、
どうやってそれを使いこなすかを説明していきます。
移動平均線とは
もっともポピュラーなテクニカル分析であり、ある期間の平均価格を
計算し、その結果を日々つないでいった線です。
これを見れば過去・現在・未来のトレンドをある程度予測することができます。
基本的に、移動平均線を材料にすることは問題ありませんが、これだけでは
勝つことはできません。
これは、あくまで補足的なものなので、期間の設定や短期・長期の移動平均線の
使い分けが必要になってきます。
移動平均線の期間とは
短期や長期によってさまざまありますが、今回おすすめするのは
次の通りです。
長期的なトレンド:800MA
短期的なトレンド:62EMA、144EMA、200MA
これらの移動平均線をまず、確認すること。ただ、確認するだけで
いきなり動いてはいけません。
移動平均線を分析する
4本のトレンドを見ていくわけですが、絡み合ったりきれいな平行線を
作るわけではないので、最初は難しく感じるかもしれません。
なので、最初は次の三点を意識してください。
①移動平均線の並び順と位置
②移動平均線の間隔と密度
③移動平均線の角度
これらの三点を意識して、相場がどうなっているのか、どのような動きに
なっていくのかを認識しましょう。
あくまで、移動平均線は補助的なもので現状を把握するために使うという
ことを忘れないでください。